高齢者虐待シンポジウム
2013.01.25
カテゴリ:成年後見
高齢者虐待シンポジウム
こんにちは。
昨日は大阪市の東成区民センターで行われた「第6回大阪市高齢者虐待防止シンポジウム」に参加してきました。
定員が600名で大体500名ぐらい出席していたように思います。
介護事業者だけでなく、行政や地域包括支援センターの方も多数参加されているようでした。
今回は「事例をとおして考える”高齢者虐待防止”」ということで8つの事例の紹介があり、それについて弁護士の松尾洋輔先生と社会福祉士の田村満子先生から解説がありました。
気になったのは、事例の多くで被虐待者(虐待を受けている方)に認知症の症状があったということでした。
同時に頂いた資料によると、被虐待者のうち認知症の症状がある方が68%だそうです。
擁護者である家族が認知症について理解できなかったり、ストレスが大きかったりすることが見て取れます。
成年後見制度を利用することによって高齢者虐待を防ぐこともできると思いますので、実際そのようなケースに遭遇したときは、役所や地域包括、ケアマネさんなどと連携をとっていきたいと思います。
昨日のシンポジウムは大変勉強になりました。